クロス、タイル、塗材のそれぞれの特徴についてご説明します。

クロスは一般にいう壁紙のことです。
ビニール製は色、柄が豊富で安価です。
もとの壁材を剝がしたあとは凹凸が残るので、
下地をパテで調整します。
ただ完全には平滑にできない場合もあるので
凹凸が目立たないリフォーム用の厚手のクロスがオススメです。

タイルは水回り空間でお馴染みの板状の素材です。
1枚ごと、またはシート状になっているものを張ります。
リビングや個室では、壁の一面など部分使いするケースが見受けられ、
クロスとは違った質感が楽しめます。
吸放湿性のある機能的なものもあります。

塗材はペンキ、珪藻土、漆喰などコテで塗る左官材料です。
しっとりとした質感があり、照明の光が柔らかく反射します。
珪藻土や漆喰などの自然素材には、調湿作用もあります。
施工手間がかかるのでコストは高くなりやすいです。